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単語とその周辺に,小さな点が印刷されているということだったが,目をこらしても見えなかった
単語とその周辺に,小さな点が印刷されているということだったが,目をこらしても見えなかった
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単3電池2本を内蔵する。子供が使うにはちょっと重いように感じた
単3電池2本を内蔵する。子供が使うにはちょっと重いように感じた
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 低価格のノート・パソコンが大量に出展されていた「Hong Kong Electronics Fair (Spring Edition)」にあってMIDを見せていた数少ない企業が,中国Guangzhou Skytone Transmission Technologies Co., Ltd.や,香港Eston Technology Ltd.(譯訊通)である(前者は既報)。Eston社の製品は,OSにWindows CE 6.0またはLinuxを,マイクロプロセサに米Intel Corp.の品種を用いる予定だ。

 初回訪問時に「明日はちゃんとしたモックアップがあるから詳しくはそのときに」(Eston社の説明員)と聞かされたので翌日に訪れてみて驚いた。「あれね,盗まれた。公開したとたん人だかりになって,そのどさくさに紛れて誰かが持っていったみたいなんだ」(前出の説明員)。

 Eston社は今回の製品で,iPhoneのようなタッチパネルによるページ送りの実現など主にソフトウエアの開発・実装をしている。モックアップを盗まれたくらいでは決定的な打撃を受けないのかもしれないが,「なんでもあり」の中国における競争の厳しさを垣間見た気がした。

 Eston社はブースに,日本ではあまり普及していない興味深い学習玩具も出展していた。「トーキング・ペン」と呼ばれるもので,指定の本やカードをこれで触れると,音声が流れる。指定の本やカードの表面には,目には見えないほど細かな点が印刷されており,この点がいわばバーコードのような働きをするという。音声ファイルを読み取る部品は,光学マウスのものを応用しているようだ。

 「数カ月前に量産を始めた。内蔵したMP3ファイルの音の良さには自信がある」(Eston社の説明員)。OEM供給時の価格(ペン単体)は,日本における牛丼一杯の市場価格よりも安いようだ。下にEston社が投稿した実演動画を示す。