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 米IBM Corp.は米国時間2009年4月20日,同年第1四半期(1月~3月)の決算を発表した(発表資料)。売上高は217億米ドルで前年同期比11%減少した(為替の影響を除いた場合は4%減)。純利益は23億米ドルで同1%減少した。希薄化後の1株当たり利益は1.70米ドルとなり,同4%増加した。

 地域別の売上高は,米大陸が93億米ドルで前年同期比7%減少した。EMEA(欧州/中東/アフリカ)は72億米ドルで同18%減,アジア太平洋地域は48億米ドルで同6%減だった。OEM収入は4億6100万米ドルで,同34%減少した。

 事業別でみると,サービス事業の売上高は前年同期比10%縮小した。Global Technology Services部門が10%減の88億米ドル,Global Business Services部門が同10%減の44億米ドルだった。当期に獲得したサービス契約の総額は125億米ドルで,前年同期を1%下回った。1億米ドルを超えるサービス契約は16件だった。

 Software部門の売上高は45億米ドルで,前年同期比6%減少した。「WebSphere」「Information Management」「Tivoli」「Lotus」「Rational」などのミドルウエア製品の収入が同5%減少し,OSによる収入が同7%減少した。

 Systems and Technology部門の売上高は32億米ドルで,前年同期から23%減少した。サーバーなどのシステム製品が同22%落ち込み,とりわけ「System z」(前年同期比19%減)や「System x」(同27%減)が不調だった。

 Global Financing部門の売上高は5億7800万米ドルで,前年同期比9%減となった。

 米メディアの報道(New York Times)によると,アナリスト予測は,総売上高が225億米ドル,1株当たり利益が1.66米ドルだった。

 同社は,今後の見通しについては1月時点の予測を据え置き,2009年通期の1株当たり利益を9.20米ドル以上と見込む。