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 米Microsoft Corp.の2009年1月~3月期決算は売上高と純利益で前年実績を下回った(発表資料)。売上高は136億5000万米ドルで,前年同期の144億5000万米ドルと比べ6%減少した。営業利益は44億4000万米ドルで,前年同期の42億9000万米ドルを3%上回った。

 純利益は29億8000万米ドル(希薄化後の1株当たり利益0.33米ドル)で前年同期の43億9000万米ドル(同0.47米ドル)から32%減少した。同社は,5000人の従業員削減策に伴う解雇手当など2億9000万米ドルのほか,投資損失4億2000万米ドルを計上した。これら経費が1株当たり利益を0.06米ドル引き下げたという。

 世界的なパソコン/サーバ市場の減退が,OSなどを扱うClient事業の売り上げに大きく影響した。ただし,企業顧客からの収入は安定していたという。ゲーム機「Xbox 360」の販売台数は170万台だった。前年同期の130万台に比べ31%増加している。同社CFOのChris Liddell氏は,市場の低迷が少なくとも2009年6月末まで続くとみている。

部門ごとの収益
部門別の売上高と営業利益
(単位:百万米ドル)

 米メディアの報道(New York Times)によると,同社の売上高が前年実績を下回るのは,23年前に株式公開して以来初めて。当期業績のアナリスト予測は,売上高が141億米ドル,一時的費用を除いた1株当たり利益が0.39米ドルだった。