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 米Texas Instruments Inc.(TI社)は,携帯医療機器に向けて低消費電力・高性能でアナログ回路を搭載したMCU「MSP430FG47x」ファミリーを発表した(発表資料)。携帯型の医療機器
をより小型化でき,また高信頼性を維持しながら低価格な製品を実現できるという。例えば,血糖計やデジタル温度計,パルスオキシメータ,血圧計や心拍数モニターといったヘルスケア製品などがターゲット。また,医療機器だけでなく,産業用センサや各種携帯機器など超低消費電力と高性能が必要とされる用途にも適する。

 MSP430FG47xには,設定変更が可能なオペアンプが二つ,12ビットのDAC,コンパレータと高精度の16ビットのADCが含まれる。これらを統合することで,実装面積と部品コストを削減するとともに,開発期間も短くできる。また診断結果の表示を可能にする,128セグメントの輝度調整機能付きLCDドライバを搭載している。フラッシュ・メモリは最大60Kバイト,RAMは最大2Kバイト搭載し,プログラムの作成を容易にする。消費電力は「MSP430」をベースに超低消費電力化し,20年以上のバッテリ寿命を可能にしている。また搭載されている周辺回路は,待機時の消費電力が0となる。

 パッケージサイズは7.1mm×7.1mmサイズで,80ピンのQFPと113ボールのBGAが用意される。すでに出荷が可能であり,1000個あたりの価格は5.50米ドルから。