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 米Amazon.com,Inc.は,電子ブック「Kindle」シリーズの最新機種「Kindle DX」を発表した。2007年11月に米国で発売された「Kindle」,2009年2月末に米国で発売された「Kindle 2」に続く3代目の機種となる。新機種の最大の特徴は,9.7型と大きい画面寸法の電子ペーパーを搭載すること。過去2機種はいずれも6型だった(関連記事)。

 書籍コンテンツの閲読を主眼に置いていた従来機種に対し,より大きな電子ペーパーを搭載したことで,新聞や教科書といったコンテンツの閲覧性を高めた。画素数は1200×824。従来機種は800×600だった。電子ペーパーは従来機種と同じく米E Ink Corp.製。モノクロ表示で,階調数はKindle 2と同じ16。

 価格は489米ドル。Amazon.com社のWebサイトでは,既に予約を受け付けている。2009年2月末に発売されたばかりのKindle 2も,以前と変わらず359米ドルで販売を続けている。

PDFリーダーや画面表示回転機能を搭載

 機能面で従来機種と大きく変わった点としては,PDFリーダーを搭載したこと。さらに,本体を90度回転させると,画面表示も回転してワイド表示になる機能も新たに追加された。

 このほか内蔵フラッシュ・メモリは,Kindle 2の2Gバイトから4Gバイト(ユーザーが利用可能な領域は3.3Gバイト)に増強された。これにより,メモリに保存できる書籍コンテンツの数は1500冊から3500冊に増えるという。

 通信機能は,従来機種と同様だ。ユーザーが回線契約や通信料などを負担する必要がない独自の3G通信によって,いつでも「Kindle Store」から書籍コンテンツをダウンロードできる。

 電池の駆動時間は,無線通信がオンの状態で4日間,無線通信がオフの状態で2週間という。

 外形寸法は約264mm×約183mm×約9.7mm。重さは約525gである。

■関連記事: Kindle 2分解