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東京大学IRT研究機構が開発した「キッチンロボット」。流し台にロボット・アームを取り付けた構造で,流し台に置かれた食器をつかみ,水ですすいでから食洗機に収納できる。写真は同機構提供
東京大学IRT研究機構が開発した「キッチンロボット」。流し台にロボット・アームを取り付けた構造で,流し台に置かれた食器をつかみ,水ですすいでから食洗機に収納できる。写真は同機構提供
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キッチンロボットのために開発したMEMS触覚センサ。柔軟なゴムの中にピエゾ抵抗カンチ・レバーを埋め込んでおり,せん断方向の力を精度高く検出する。写真は東京大学IRT研究機構提供
キッチンロボットのために開発したMEMS触覚センサ。柔軟なゴムの中にピエゾ抵抗カンチ・レバーを埋め込んでおり,せん断方向の力を精度高く検出する。写真は東京大学IRT研究機構提供
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キッチンロボットのハンド部分には近接覚センサ,圧力センサ,触覚センサを配置して,力を入れすぎて食器を割ったり,逆に弱すぎて食器を落としたりしないように,ハンドの握力を調節できるようにしている。写真は東京大学IRT研究機構提供
キッチンロボットのハンド部分には近接覚センサ,圧力センサ,触覚センサを配置して,力を入れすぎて食器を割ったり,逆に弱すぎて食器を落としたりしないように,ハンドの握力を調節できるようにしている。写真は東京大学IRT研究機構提供
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テレビ電波から電力を回収する技術を米Intel社が講演

 センサ・シンポジウム 2009では,午前中のロボット・セッションに引き続き,27日午後には「エネルギー・ハーベスティング技術セッション」を予定する。

 エネルギー・ハーベスティング技術は,環境に存在する微少な振動や温度変化,照明の光,空中を飛ぶ電波などから電力を回収する技術全般を指す。こうした技術と,超低消費電力のセンサや無線通信技術を組み合わせると,配線や電池交換の必要がないセンサ・ネットワークが実現できる。このため,センサ・ネットワークそのものの応用範囲を大きく広げると期待されている(日経エレクトロニクスの関連記事「廃熱や振動からの発電技術が実用期へ」)。

 このセッションではまず,エネルギー・ハーベスティング技術を利用したセンサ・ネットワーク製品の相互接続性を確保する標準仕様「EnOcean」を策定した米EnOcean Alliance Chairman & CEO Graham Martin氏が講演する。また先頃,テレビ放送波から電力を回収する技術「Wireless Ambient Radio Power(WARP)」を発表して,注目を集めている米Intel Corp.から,Intel Research SeattleのAlanson Sample氏が来日して講演する(Tech-On!関連記事2)など,この分野における国内外の一線級の研究者を集めた。

 翌5月28日に予定する「先端ユーザー・インタフェース技術セッション」では,センサの主要な用途として期待が集まるユーザー・インタフェース関連の最新のトピックを網羅する。

 モノとモノが触れる直前を検出する「近接覚センサ」や,止まっていたモノが滑り始める直前を検出する「滑り覚センサ」といった触覚系のセンサを開発する電気通信大学 知能機械工学科 教授の下条誠氏,「拡張現実(augmented reality:AR)」技術を応用したユーザー・インタフェースを研究する大阪大学大学院 情報科学研究科 准教授の安藤英由樹氏といったユーザー・インタフェース研究で第一線の研究者が登壇する。

 これに加え,わずか5ドルで提供できる脳波センサを開発した米NeuroSky Inc.(Tech-On!関連記事3)や,精度の高い角速度(ジャイロ)センサを持つエプソントヨコムが,それぞれの応用事例を紹介する。また,ソフトディバイス 代表取締役社長の八田晃氏が,ユーザー・インタフェースのデザイナーの立場から,タッチパネルを超えるUIデバイスの開発に求められる要件を語る予定だ。

▼センサ・シンポジウム 2009の開催概要
  • 開催日:5月27日(水)~5月28日(木)
  • 時間:27日 10:00~18:30,28日 10:00~16:50 (開場9:30)予定
  • 会場:目黒雅叙園
  • 主催:日経エレクトロニクス
  • 同時開催:MEMS International 2009(主催:NIKKEI MICRODEVICES)
  • 受講料:一般価格 62,000円
        早期割引価格【5月19日(火)まで】 58,000円
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