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 米Clearwire Corp.と米Cisco Systems, Inc.は米国時間2009年5月13日,全米を通じたモバイルWiMAXサービスに関して提携を結んだと発表した(発表資料)。Ciscoは,Clearwireの第4世代(4G)ネットワーク・サービス「CLEAR」におけるIP次世代ネットワーク(NGN)コア・インフラの主要プロバイダとしてエンド・ユーザー向けの装置を供給する。

 CLEARサービスは主要都市部を対象に展開を進め,2010年末までに80市場以上に拡大することを目指している。Ciscoは数年間の契約において,消費者,SOHO,中堅企業向けのモバイルWiMAXデバイスを構築する。最初の製品を年内に投入する予定。

 すでに「Cisco 7600 Series」インターネット・ルーター,「Cisco ONS 15454」「同15310」プラットフォーム,「Cisco Service and Application Module for IP(SAMI)Home Agent」コンポーネントなどのテストを実施中で,将来的には「Linksys by Cisco」ブランドの製品も含める予定。CLEARサービスの拡大に伴って,ポートフォリオを拡充していく。

 CiscoとClearwireは,Ciscoの消費者および企業市場向け販売チャネルを活用した普及促進プランについても共同で取り組むとしている。

 またClearwireは,CLEARサービス普及に向けた経営陣の調整を明らかにした(発表資料)。同社社長兼チーフ・アーキテクトを務めていたBarry West氏をInternational事業プレジデントに任命した。West氏は米国外の資産を管理し,WiMAX事業の世界的なパートナ・プログラムを指揮する。また,現最高技術責任者(CTO)のJohn Saw氏は従来の職務に加え,ブロードバンド・ネットワークと技術導入の監督も担当する。

 そのほか,チーフ・コマーシャル・オフィサ(CCO)に米Switchbox Labs(今年初めに中国Lenovoが買収)の共同設立者だったG. Michael Sievert氏,最高情報責任者(CIO)に元米Level 3 Communications幹部のKevin Hart氏,チーフ・ピープル・オフィサ(CPO)に元米T-Mobile USA幹部のLaurent Bentitou氏を新たに任命した。