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2009年第1四半期のランキング。最右列が同期の売上高(単位:100万米ドル)。
2009年第1四半期のランキング。最右列が同期の売上高(単位:100万米ドル)。
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 調査会社の米IC Insights,Inc.は2009年第1四半期の半導体メーカーの売り上げランキングを発表した。不況の中,いくつかのメーカーが順位を大きく変えた。

 今回のランキング1位と2位は,米Intel Corp.と韓国Samsung Electronics,Co.,Ltd.で2008年の年間ランキングと同じ順位だった。2008年年間5位の東芝は今期3位に入った。この他,日本のメーカーはソニーが同9位から7位へ,パナソニックが同19位から16位へ,シャープは同22位から19位へと順位を上げるなど比較的健闘した。ルネサステクノロジとNECは2008年の年間順位からそれぞれ一つ落とし,富士通は横ばいだった。

 順位の低下が目立つのは台湾Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd.(TSMC)。同社は2008年は年間4位だったが今期は10位まで落ち込んだ。2008年第4四半期から連続2期,在庫調整に追われて売り上げが大幅に落ち込んだのが原因だという。ところが,Insights社によれば,同社の2009年第2四半期の売り上げ予想は2009年第1四半期比89%増と2倍近くに増える見通し。実現すれば,3位に返り咲く可能性があるという。

 一方,同じ台湾のMediaTek Inc.は,2008年第4四半期からの2期,連続で売り上げを伸ばした。2009年第1四半期の売り上げは2008年第3四半期に比べて16%の売り上げ増を達成し,2008年の年間25位から今回は20位に食い込んだ。

 2008年のランキングで20位だった米Nvidia Corp.は22位に,オランダNXP Semiconductors社は同15位から21位に落ち込み,トップ20から外れた。