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 どこもすごい活気だが,中でも一番であろうビル,賽格廣場(賽格電子市場)に入る。

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 実用書も一部で売られている。書籍のタイトルは,どれも簡体字とはいえ理解できると思う。嵌入式は組み込み,手冊はハンドブックという意味。

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 賽格廣場では主に3階から6階でノート・パソコンが売られていた。よく見かけたのが,万利テイ(malata,テイはしんにょうに大)というブランドである。

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 1699元(2万4636円)の商品は,外観デザインを特に模倣していないようだったが,筐体に剛性感がないことが気になった。マイクロプロセサは1年ほど前は供給不足だった「Atom」で,Atomは「2008年10月から出回るようになった」(設計業者)。ノート・パソコンの山寨機市場が急に立ち上がったのは,このためである。

 なお本記事に示すパソコンの価格は,OSを含んだものではない。原因は,上述したように路上における違法販売にある。また価格は販売店の言い値をそのまま記している。このため,交渉を経れば値段を下げたり,ソフトウエアを「サービス」してもらえたりする可能性がある。

 女性に向けて筐体をピンク染めた機種もよく見かけた。こちらは3Gの通信カードを内蔵可能という少し珍しい特徴を備えた「酷魅 N10」。価格は1880元(2万7260円)。見た目は悪くないが,キーボードがたわみやすかった。カタログによると,3Gの通信カードの価格は780元(1万1310円)。

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