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 米VIZIO, Inc.は,同社の保有する特許を侵害しているとして,船井電機と同社の米国子会社Funai Corporation, Inc.を米バージニア州東部地区の連邦地方裁判所に提訴したと発表した(発表資料)。VIZIO社は,「船井電機が単独または他社と協力して,HDTV対応テレビを製造や輸入,販売することによって,VIZIO社の多数の特許を侵害している」と主張している。

 今回,VIZIO社が侵害されていると主張するのは,米国特許番号『5,511,096』,『5,621,761』,『5,703,887』,『5,745,522』,『5,511,082』,『5,396,518』,『5,233,629』。

 VIZIO社は,これらの特許に関わるHDTV対応テレビを船井電機が輸入および販売することを差し止める命令と,これまで販売した数100万台分に対しての損害賠償を求めている。

 VIZIO社のCo-founderでVP Sales and Marketing CommunicationsであるLaynie Newsome氏は,「当社の特許ポートフォリオは,船井電機のものと異なり,米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office:USPTO)から拒否されたことはない。我々は,知的財産権の権利を尊重しており,海外の競合企業が当社の知的財産権を不正利用することを傍観するつもりはない」 とコメントを寄せている。

 VIZIO社と船井電機はこれまで,デジタル・テレビ関連の特許侵害をめぐって激しく争ってきた(Tech-On!の関連記事)。2009年4月には,米国国際貿易委員会(ITC)が,VIZIO社がデジタル・テレビを米国に輸入すること,および米国で販売することを禁止する最終決定を下している(同2)。

【訂正】記事掲載当初,VIZIO社が侵害されていると主張した米国特許番号を誤記していました。「5,551,096」としていたものは,正しくは「5,511,096」,「5,551,082」としていたものは,正しくは「5,511,082」です。お詫びして訂正いたします。記事本文は既に訂正済みです。