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 米SunPower Corp.は,変換効率が19.3%の太陽電池モジュールを発売する。同社は「世界最高のモジュール変換効率を実現した製品」としている。この結果,同じ出力を得る場合に「必要なパネルの数が少なくなるため,ユーザーは設置コストを減らせる利点がある」(同社 vice president and general managerのVikas Desai氏)。欧州と北米で,2009年7月初旬に受注を開始する。

 変換効率が19.3%のモジュールは,96個のセルで構成している。最大出力は315Wである。モジュール変換効率を高めるために,モジュール表面のガラスに反射防止膜を形成してセルに入射する太陽光を増やした。このほか,大面積のバック・コンタクト構造セルを使った。

 SunPower社と変換効率を競う三洋電機は,2008年9月の学会で変換効率が20.6%のモジュールの試作結果を披露している(関連記事1,2)。セル変換効率が22.3%のHIT(Heterojunction with Intrinsic Thin layer)太陽電池セルで構成していた。2009年5月には,研究レベルでセル変換効率23%を達成したことを発表している(関連記事3)。