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プローブ・カードの市場予測(出展:VLSI Research)
プローブ・カードの市場予測(出展:VLSI Research)
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半導体向けプローブ・カードのトップ5社(出展:VLSI Research)
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 半導体製造装置市場の調査会社である米VLSI Research社は,2008年のプローブ・カード市場における売上高を発表した。それによれば,2008年の半導体向けプローブ・カード市場は対前年比26.9%減の10億1630万米ドルだった。同市場はこれまで堅調に推移してきたが,2008年はメモリー市場の低迷を受けて売上高が2ケタ減少した。企業別で明暗が分かれる結果となった。

FormFactorの売上高は前年比54.5%減

 2008年のプローブ・カード市場の売上高を企業別にみると,上位3社で市場の50%以上のシェアを占めている点に変化はない。ところが,その売上高の伸張率に大きく差が出た。売上高トップの米FormFactor, Inc.は2億1020万米ドルと,前年から54.5%減少した。反面,売上高2位の日本マイクロニクス,同3位の日本電子材料は売上高を伸ばしている。売上高は,日本マイクロニクスが前年比19.2%増の1億9300万米ドル,日本電子材料が同2.2%増の1億2190万米ドルだった。両社ともFormFactorとの差を大きく詰めた。また4位に米SV Probe Inc.,5位に伊Technoprobe,Co.,Ltd.が続いているが,その伸び率もそれぞれ1.9%増,26.4%減と格差が生じている。

2009年も2ケタのマイナス

 プローブ・カード市場は,これまでのメモリー主体から今後はロジックなどの応用分野にも広がるとVLSI Researchはみる。しかし,2008年に続いて2009年も対前年比24%減と,2年連続で市場が縮小すると予測している。加えて,同市場は約50社が乱立しているため,市場が縮小している現状では,企業の再編や淘汰が不可避であるとの見方を示した。このため2009年は,同業界にとって大きな転換期となる可能性が高いという。