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 電子情報技術産業協会(JEITA)は,2009年4月の民生用電子機器の国内出荷金額が前年同期比13.7%減の2003億円だったと発表した。2008年10月から7カ月続けて前年実績を割り込み,2009年2月からは3カ月続けて2ケタの割合で落ち込んでいる。

カーナビの国内出荷台数の推移
(2008年4月~2009年4月)
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 特に落ち込みが激しいのはカーナビやカーAVなどの車載機器。2009年4月の出荷金額は前年同期比27.1%減の447億円で,7カ月続けて2ケタの前年割れとなった。主力製品であるカーナビの出荷台数が7カ月続けて前年実績を下回ったほか,カーAVの出荷台数が軒並み大幅に減少している。4月の出荷台数はカーナビが前年同期比2.7%減の34万1000台,車載テレビが同73.8%減の2万5000台,車載DVD機器が同61.7%減の1万1000台,車載CDプレーヤが同52.6%減の24万6000台である。ETC車載器だけが,政府の景気対策を追い風に同89.3%増の63万6000台と好調だった。

 映像機器は薄型テレビやBlu-ray Disc機器の出荷数量が伸びているため,出荷金額の落ち込み幅が小さい。2009年4月の出荷金額は前年同期比6.6%減の1408億円だった。10型以上の液晶テレビとプラズマ・テレビの出荷台数は,合計で前年同期比22.4%増の82万台。Blu-ray Disc機器は同135.2%増の19万台だった。

 音声機器はけん引役を担う製品の不在で低迷が続く。2009年4月の出荷金額は前年同期比24.4%減の148億円で,前年実績を9カ月連続で割り込んだ。なお,HDDやフラッシュ・メモリを内蔵する携帯型音楽プレーヤの出荷台数についてJEITAは,統計上のルールに則って2009年4月分から公表を取りやめたとする。