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 IPコアのメタ・データ形式などの規格化を担う非営利団体の米The SPIRIT Consortium, Inc.(Tech-On!関連記事1)は,LSI中のレジスタの仕様情報などを記述するための言語である「SystemRDL」を,SPIRITの標準規格として扱っていくことにしたと発表した(ニュース・リリース1:PDF)。

 SystemRDLは,検証IPなどの米Denali Software, Inc.が開発した言語で,当初はRDL(Register Description Language)と呼んでいた(Tech-On!関連記事2)。Denaliは他の3社と共に,RDLの擁護団体「RDL Alliance」を立ち上げた(同3)。2006年5月には,RDLはSystemRDLに改称されている(当時のニュース・リリース2)。

 一方,この当時,SPIRITもレジスタ仕様の記述化に関して規格化を進めており,同年7月にはSPIRITのIPコアのメタ・データ形式である「IP-XACT」とSystemRDLの調整を取っていくことが発表された(当時のニュース・リリース3)。それから10カ月後の2007年5月には,DenaliがSystemRDLをSPIRITに寄贈することを,SPIRITが許諾した(当時のニュース・リリース4)。

 そして今回,SystemRDL V1.0として正式にSPIRITの規格となった。SystemRDLとIP-XACTは別の規格として存在するようだ。今回のニュース・リリース1では,「SystemRDLは,IP-XACTのレジスタ記述機能を増強するものだ」(Ralph von Vignau氏, president of The Consortium)としている。