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「spGauge 2009.1」におけるアノテーション情報の取り込みイメージ
「spGauge 2009.1」におけるアノテーション情報の取り込みイメージ
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 アルモニコス(本社静岡県浜松市)は2009年5月22日,非接触方式の3次元測定装置から取り込んだデータを検査するツール「spGauge」の新版「spGauge 2009.1」を発表した。新版では,CADデータに付加された距離寸法公差などのアノテーション情報,およびアノテーション情報が付加されたフェース(面)やエッジの情報を,3次元CADデータ変換ソフト「spGate」と「PMIオプションモジュール」を介してspGauge上に取り込み,検査対象の要素を自動で判断できるようになった。出荷は2009年8月予定。

 spGaugeの従来版でも,3次元データをJAMA-IS形式で読み込み,二つの要素図形間の距離寸法を手動で登録することは可能だった。CADデータに登録されている距離寸法公差を取り込めるようになったことで,設計者が意図した重要寸法の伝達率が向上するほか,検査図面の作成など,検査における準備工数を削減できる。

 PMIオプションモジュールは「NX5」用と「Pro/ENGINEER Wildfire 4」用を用意する。平面度公差や真円度公差など,距離寸法公差以外のアノテーション情報にも順次対応する予定で,2010年には「CATIA V5」用オプション・モジュールも発売予定。

 そのほか,位置合わせコマンドを統合し,取り込んだ3次元CADデータと3次元測定装置から取り込んだ点群データとの位置合わせの手間を削減した。両者の位置を合わせるには,20種類以上の位置合わせコマンドのうち複数のコマンドを手順通り実行していく必要があるが,新版では,一連の位置合わせ作業で拘束条件を共通利用できるようにした。

 また,ローカル座標による断面検査に対応した。従来,検査基準原点(ローカル原点)がグローバル原点と異なる場合,グローバル原点からの距離寸法を検査基準原点からの距離寸法に変換する必要があったが,新版では,検査基準原点を断面内に複数定義し,それぞれの検査基準原点に対する距離寸法を検査できるようにした。

 価格(税別)は,spGaugeが380万円,spGateが128万円,NX5用PMIオプション・モジュールとPro/ENGINEER Wildfire 4用PMIオプション・モジュールが35万円。いずれもノードロックタイプで,別途,初年度保守費が必要となる。

連絡先:アルモニコス
URL:http://www.armonicos.co.jp/products/spgauge/