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 IHIは,中長期の成長に向けた「IHIグループビジョン」を発表した。IHIグループの事業を,市場/技術の違いから五つの事業領域に再定義し,それぞれの事業領域で選択と集中を加速し,事業の成長につなげていく。このビジョンに基づき,2010年度からの中期経営計画「経営方針2010」を策定し,2009年内に公表する予定。

 同グループは,「社会とともに発展する良きき企業市民であることを第一義とし,技術をもって社会の発展に貢献する」「人材こそが最大かつ唯一の財産である」の経営理念の下,以下のビジョンにより社会的使命を果たす。目指す姿として,環境,エネルギ,産業・社会基盤の諸問題を,ものづくり技術を中核とするエンジニアリング力によって解決し,地球と人類に豊かさと安全・安心を提供するグローバルな企業グループとなることとする。

 同グループの5事業領域と目指す姿は,以下の通り。資源/エネルギ領域では,資源・エネルギ動向を踏まえ開発に取り組み,環境負荷低減や省エネに貢献する。主力製品は,発電用ボイラ,原子力機器など。 船舶/社会基盤/セキュリティ領域では,国家/社会の安全/安心の実現のために,設計からアフターサービスに至る製品/システムを提供する。主要製品は,橋梁(きょうりょう)/交通システム,防衛機器,商船/艦艇など。 産業機械/システム領域では,生産プロセスの全体,または中核部分を担うシステム/機械を提供する。主要製品は,物流システム,製鉄機械,産業機械など。回転/量産機械領域では,生産性向上や省エネ/省資源につながる高性能/高効率の回転/量産機械を提供する。主要製品は,舶用ディーゼルエンジン,小型ディーゼルエンジンなど。 航空/宇宙領域では,航空エンジン事業において主導的地位を確保するとともに,宇宙開発事業においては推進系技術を中核として産業化を図る。主要製品は,ジェットエンジン,ロケットシステム。

 同グループは,ものづくり技術を中核とするエンジニアリング力で社会に貢献するとともに,同社員は,ものづくり技術/エンジニアリング力と世界に通用する業務品質を提供できる能力を持つプロフェッショナルとなることを目指す。