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 米Specialists in Business Information(SBI)が米国時間2009年5月26日,次世代電力供給インフラ「スマート・グリッド」に関する調査結果を発表した。それによると,米国におけるスマート・グリッド関連の技術市場は,2014年までに約170億ドル規模に成長する見通しだという。

 米国のスマート・グリッド技術の市場は,現時点で約60億ドル規模になるとSBIは推定しており,同市場が2014年まで年平均成長率(CAGR)21%で拡大すると予測する。

 同市場の成長要因としては,再生可能なエネルギー源で生産する電力の使用を最大限にするセンサーおよび制御システムなどの活用のほか,米国内において風力発電や太陽光発電などによる再生可能な電力が広範囲にわたって供給される見通しなどが挙げられている。米国で現在導入されている配電網は,このようなエネルギー源の可能性を最大限に活用する機能を備えていないという。

 ちなみに,米Cisco Systemsは2009年5月18日,同社のスマート・グリッド向け事業戦略の概要を明らかにし,同市場への本格参入を発表している。同社は今後5年間で,スマート・グリッド向け通信インフラ市場の規模が年額200億ドルに達すると見込んでおり,世界各地の電力会社との連携を通じて,ネットワーク・ソリューション構築などの作業を既に開始しているという(関連記事)。

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