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 オランダNXP Semiconductors NVは,CPUコアに英ARM Ltd.の「Cortex-M3 Revision 2」を採用した,低消費電力の32ビット・マイコン「LPC1300」シリーズを発表した(発表資料)。同社製のマイコンで,CPUコアにARM社の「Cortex-M0」を採用した「LPC1100」シリーズと端子互換にした。自動検針システムや照明制御,産業用ネットワーク機器,警報システム,白物家電などに向ける。

 LPC1300シリーズは「LPC1343/LPC1342/LPC1313/LPC1311」の4品種を用意する。動作周波数は最大70MHz。「動作周波数1MHz当たりの消費電流を20μAに抑えた」(NXP社)と主張する。フラッシュ・メモリの容量は品種により8K~32Kバイト,SRAMの容量は2~8Kバイトである。10ビット分解能のA-D変換器や16ビット・タイマ,32ビット・タイマ,水晶発振回路などを搭載した。UART,SSP/SPI,I2Cの各インタフェースを備える。加えて,LPC1343/LPC1342の2品種はUSB 2.0デバイス・コントローラ機能も搭載した。

 電源電圧は+3.3V。パッケージは48端子LQFPと33端子QFNを用意する。2009年9月に量産出荷を開始する。1万個購入時の単価はLPC1343/LPC1342が1.49米ドルから,LPC1313/LPC1311が0.99米ドルから。NXP社は今回の製品を,2009年6月2~6日に台湾の台北市で開催される「COMPUTEX TAIPEI 2009」で実演展示する。