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 米Microsoft Corp.は米国時間2009年5月27日,IPテレビ(IPTV)プラットフォーム「Microsoft Mediaroom」に仮想化機能を追加したと発表した(発表資料)。仮想化機能の追加により,フル機能のIPTVサービスの提供に必要とされる物理サーバーの数を最大6分の1に抑えられるとしている。

 Mediaroomは,ブロードバンド・ネットワーク経由で各種IPTVサービスを実現するソフトウエア・プラットフォーム。標準(SD)および高品位(HD)テレビ番組に対応し,ビデオ・オンデマンド(VOD)やデジタル・ビデオ録画のほか,放送済みの番組を録画予約なしで視聴できる機能などを提供する。

 仮想化機能の追加は,コスト効率が高いフル機能のIPTVプラットフォームの提供を目的としたもの。小規模の事業者や,既存のサービスを新市場に拡大したいと考えている事業者をターゲットとしている。10台未満の物理サーバーで最大3万人の加入者にフル機能のIPTVサービスを提供できるようになるという。

 Mediaroomの仮想化機能は,Windows Server 2008の仮想化機構「Hyper-V」を採用している。同技術により,同一の物理サーバー上に複数の仮想サーバーをホストできるようになり,物理サーバーのメモリー,ディスク・アクセス,CPUサイクルなどのリソースの共有が可能となる。リソースを効率的に共有することで,サービスの提供に必要な物理サーバーの数を減らすことが可能になると説明している。