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図1◎説明図。
図1◎説明図。
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図2◎杉の粉と、石油を原料とするフェノールを混ぜる工程。
図2◎杉の粉と、石油を原料とするフェノールを混ぜる工程。
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図3◎成形した、部品。
図3◎成形した、部品。
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 三菱自動車は、杉の木粉を原料とする熱硬化性樹脂で成形した自動車用部品を出展した。耐熱性が求められる、エンジンルーム内のオイルキャップや防振用部品などを想定する。灰皿としても利用できる。「実用化の近い試作品」(説明員)。

 新しい樹脂は、杉の木の粉と、石油を原料とするフェノールを混ぜ合わせたもの。杉の粉とフェノールの配合比率は5:5で、これらを混ぜ合わせて液状にする。杉の木の中には、間伐材として破棄されているものがある。今回の技術を用いると、間伐材を有効に活用できる。石油だけの原料で作る従来の部品と比べて、CO2排出量は20%減らせるという。

 杉の粉は、フェノール樹脂の強化材や充填材としてではなく、樹脂の組成として必要な材料として用いている。