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 米Dell Inc.は米国時間2009年5月28日,2009年2月~4月期の決算を発表した(発表資料)。売上高は123億米ドルで,前年同期の161億米ドルから23%減少した。営業利益は前年同期比54%減の4億1400万米ドルで,営業活動によるキャッシュ・フローは7億6100万米ドル。当期末の現金と投資の合計は107億米ドルだった。純利益は2億9000万米ドル(1株当たり利益は0.15米ドル)で,前年同期の7億8400万米ドル(同0.38米ドル)から63%の減益となった。

 売上高の内訳は,モビリティ製品が前年同期比20%減の39億米ドル,デスクトップ・パソコンが同34%減の32億米ドル,ソフトウエアと周辺機器が同18%減の22億米ドル。サーバーおよびネットワーキング関連は同25%減の13億米ドル,サービスは同8%減の12億米ドル,ストレージは同17%減の5億米ドルだった。

 分野別に見ると,大企業向けによる収入は前年同期比31%減の34億米ドル。多数の大手IT企業が支出を控えたことが影響した。公益事業向けは同11%減の32億米ドル,中小企業向けは同30%減の30億米ドルだった。消費者向けは同16%減の28億米ドルとなったものの,当期に発売した超薄型ノート・パソコン「Adamo」などが好調で,出荷台数は前年同期から12%増加した(関連記事:Dell,新ブランド「Adamo」の超薄型ノート・パソコンを発表)。

 同社は,世界IT需要が不透明で景況は依然として厳しいことから,今後も組織としての効率向上とコスト削減に注力したいとしている。