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雑貨店を想定してLED照明を全面採用した店舗。平均演色評価数(Ra)が90と高演色タイプの照明を用いている。
雑貨店を想定してLED照明を全面採用した店舗。平均演色評価数(Ra)が90と高演色タイプの照明を用いている。
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棚には薄型のLED照明を埋め込んだ。
棚には薄型のLED照明を埋め込んだ。
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LED照明を埋め込んだ部分のスケルトン。
LED照明を埋め込んだ部分のスケルトン。
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 パナソニック電工は,東京で開催された「2009電設工業展」で,全照明にLED照明を採用した店舗などを展示した。雑貨店を想定して,ハロゲン・ランプのダウンライトを設置した場合と,すべてをLED照明に置き換えた場合の二つの店舗を模擬した。照度はLEDの方が低いものの明るさ感はハロゲン・ランプと同等だとして,LED照明の電力消費量の削減を訴求する。LED照明に切り替えることで,電気使用量を75%削減できるとしている。

 同社は,空間の明るさ感を定量評価するため独自に「Feu」という指標を採用している。相対的な輝度の違いを基にした指標で,照度や光束が小さくてもFeuを向上させることで暗く感じないという。ハロゲン・ランプを使った店舗の照度が1000lxなのに対して,LED照明を採用した店舗は照度が800lxと低いものの,Feu値はいずれも20と同じで明るさに遜色はないとしている。また,LEDは照明器具を薄型化しやすく棚への内蔵なども容易となる。展示では,2009年6月に発売する薄型LEDダウンライトを商品棚に埋め込んでいた。課題となるのは導入コスト。「初期投資はハロゲンランプの2倍以上」(同社説明員)。ただし,電気料金を削減できたり,ランプ寿命が10倍以上と長かったりするので,ランニングコストが低く,結果として「ベース照明だけなら3年くらいで償却できる」(同)という。