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Senior Vice President,Cloud Computing,Chief Sustainability OfficerのDave Douglas氏
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Senior Vice President,Cloud Computing,Chief Sustainability OfficerのDave Douglas氏
Senior Vice President,Cloud Computing,Chief Sustainability OfficerのDave Douglas氏
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クラウドに配置する仮想マシン群をビジュアルな操作で設定できる
クラウドに配置する仮想マシン群をビジュアルな操作で設定できる
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「John Fowler Show」。右端に座っているのがホスト役のJohn Fowler氏
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サーバーに求められるネットワーク構成の変化
サーバーに求められるネットワーク構成の変化
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 米Sun Microsystems,Inc.が主催する開発者会議「2009 JavaOne Conference」の開催を翌日に控え,併催のオープンソース・ソフトウエア技術者を対象とした開発者会議「CommunityOne West 2009」が開幕した。

 冒頭のGeneral Sessionでは,Senior Vice President,Cloud Computing,Chief Sustainability OfficerのDave Douglas氏が最初に登壇し,「21世紀はCitizen Engineerの時代」と宣言した。20世紀にイノベーションを生み出したのは科学者であり,企業がその主役だった。しかし21世紀は技術者がイノベーションを生み出す時代である。オープンな技術を共有するコミュニティーから,イノベーションは生まれる。そのために技術者は,「科学や純粋な知識と,社会や知識の使い方の両面を求められる」(Douglas氏)。例えば単純に技術的に進化させるのではなく,社会における必要性を鑑みなければならないということである。

 続いてSun Cloud CTOのLew Tucker氏が登場し,2009年4月に発表した「Sun Cloud」について語った。Sun Cloudは大きく(1)Compute Service,(2)Virtual Datacenter,(3)Open API,(4)Storage Service,から成り立っている。これらのうち(1)のCompute Serviceのデモとして,複数のサーバーで構成されるサービスをビジュアルな操作で構築するデモを紹介した。それぞれのサーバーは仮想マシンとして実装されている。このようなツールを用意することで,「20Gバイトのファイルを持つサーバーを5ノードに配置するのに,20分程度でできた」(Tucker氏)。

 General Sessionの後半は,Executive Vice President of SystemsのJohn Fowler氏がホスト役となって,「John Fowler Show」と題したニュース番組に似せたプレゼンテーションで「Open Solaris」の最新版を紹介した。Open Solarisはオープンソースの形で開発されているOS。信頼性と安全性の高さが売りである。

 最新版である「2009.06版」の強化点は大きく三つ。(1)ファイル・システム「ZFS」の改善,(2)ネットワーク・スタックを新規に書き換え,(3)ソフトウエア・パッケージ・システムの更新,である。(1)ではフラッシュ・メモリを用いたSSDに標準で対応したほか,Microsoft社のファイル共有プロトコル「CIFS」への対応,iSCSIやFiberchannelなどのアクセス高速化などが図られた。(2)のネットワーク・スタックの書き換えは,大量の仮想マシンを同時に動かすことを想定したものである。