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 半導体関連の市場調査を手掛ける米IC Insights, Inc.は,半導体市場は2009年第1四半期(1月~3月)を底に,第2四半期から回復に向かうとの予測を発表した(発表資料)。48社の半導体メーカーから情報を集め,13社の大手(売上高で上位25社に入る)半導体メーカーに関してはIC Insights社が独自に予測した。IC Insights社が半導体メーカーから回収した調査票には「安定」「改善」「底」「拡大」「変曲点」「予想より良い」といった言葉が多数,見られたという。同社は「これまでは『底を打つのはいつか』が業界の関心の的だったが,今後は『回復の強さはいかほどか』が焦点になってくる」とした。

 半導体メーカー売上高上位25社の第2四半期の売上高は,第1四半期を平均で8%上回るとIC Insights社は予測する。上位25社に入らない下位メーカー36社はさらにポジティブな予測を立てており,メーカー自身の回答によれば,第2四半期の売上高として平均で前期比13%増を見込んでいるという。IC Insights社が調査範囲とした61社の合計では成長率は9%になる。

 第2四半期の売上高予測を業態別にみると,垂直統合型メーカー(IDM)32社は前期比4%増の308億米ドル,ファブレス企業24社は同8%増の65億米ドル,ファウンドリー5社は同82%増の36億4000万米ドルになる。

 なお,この調査では,メーカーが売上高予測に幅を持たせた場合,上限と下限の中間値を採用しているという。メーカーの自社予測が保守的になりがちなことも鑑み,半導体業界全体の第2四半期の売上高は前期比成長率5%を超えるとIC Insights社は予測した。