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 ネットワーク機器向けチップを手がける米NetLogic Microsystems, Inc.が,8コアMPUの米RMI Corp.を買収することで両社が合意したと発表された(NetLogicのニュース・リリースRMIのニュース・リリース:PDF)。買収総額は1億8340万米ドルで,NetLogicは現金と株式交換で支払うことになる。

 NetLogicは同社がknowledge-Based Processorと呼ぶネットワーク・プロセサなどを手がけるファブレス半導体メーカーである。2009年4月末には,米IDT(Integrated Device Technology Inc.)からネットワーク・サーチ・エンジンを買収するなど(当時のニュース・リリース),攻勢をかけている。

 一方,RMIは早い時期からコア数の多いMPUを発売し,つい先日,40nm版のXLPシリーズを発表したばかりである(Tech-On!関連記事)。RMIのRは同社の創業者のAtiq Raza氏に由来しており,同社のマルチコアMPUはプロセサの関係者からは注目されていた。

 ただし技術的には注目度が高かったものの,実際にはそれを使いこなすのは難しかったようで,応用先はネットワークや通信機器に限定されていた。ただし,この意味では,NetLogicは中核事業に近い技術を手に入れたと言える。