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 米Atmelは,英ARM Ltd.のCPUコア「ARM926EJ-S」をベースとしたMCU「SAM9G10」を発表した(発表資料)。同社のMCU「SAM9261S」のアップグレード品にあたり,同じ消費電力でより高い性能を実現する。CPUコアは266MHz駆動(従来は188MHz駆動)で,内部バスは133MHz動作(従来は94MHz動作),フルパワーモードにおける消費電力は100mW以下である。

 その他にも,(1)SAM9261SのIRGB555と互換性を持つRGB565出力のLCDコントローラを搭載,(2)すべてのI/O入力ラインにシュミットトリガを内蔵し,外部バスインターフェース(EIB)の電圧は1.65V~3.6Vまで対応,(3)マルチメディアカードのI/Fを拡張し,SDIOカードのサポートを追加――などの特徴を持つ。SAM9G10は今後ラインナップを拡張してゆく予定だ。

 SAM9G10を使ったアプリケーションの開発を容易にするため,AtmelはSAM9Gと従来の「SAM9R/RL」用にWindows Embedded CEとLinuxのBoard Support Package(BSP)を無償で提供する。Linux BSPはGUIのほか全ての周辺機器やI/F用のドライバやサンプルコードが含まれる。

 SAM9G10のサンプル出荷はすでに開始されており,評価キットも入手可能である。パッケージは217pinの0.8mmピッチBGAで提供され,1万個あたりの価格は6.2米ドル。