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 伊仏合弁STMicroelectronics社は,新しい省電力技術を搭載した8ビットおよび32ビットMCU用のプラットフォームを発表した(発表資料)。130nmプロセス技術をベースとしており,リーク電流を極小としたロジック回路向けトランジスタ,アナログ回路向けに1.65Vまで電圧を落とした低消費電力で動作するトランジスタ,省電力の組み込みメモリ,新しい低電圧/低電力の標準ペリフェラル,ローパワー状態からの復帰に4μ秒しか要さない電源管理回路を搭載している。これらの機能強化によって,動作時および静止時の消費電力を大幅に低減させた。

 同プラットフォームを搭載した「STM8L」および「STM32L」は2009年下旬に出荷開始となる。これらは8ビットの「STM8Sファミリー」と32ビットの「STM32Fファミリー」の後継製品であり,フラッシュ・メモリからの実行時で150μA/MHzという低い動的消費電力を達成,またHALTモードではSRAMとレジスタの内容を保持した状態の待機電流が300nAでしかない。既にSTM8Lは,主要なOEMにサンプル出荷が開始されている。

 新しい8ビットおよび32ビットのMCUファミリーは,火災報知器,ワイヤレスセンサ,タッチセンサーモジュール,および各種の携帯型機器(個人向け医療機器,リモコン,GPSデバイス,各種スポーツ用機器,モバイル向けアクセサリ)などに適しているという。