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 米TimeSys Corp.は,米Atmel Corp.のマイコン「AT91SAM9G45」向けに組み込みLinux開発のためのフレームワークである「LinuxLink」のサービス提供を開始した(発表資料)。Linux 2.6.30カーネルをベースにしたもので,AtmelのAT91SAM9G45評価キットの機能をフルサポートする。提供されるドライバには、EthernetやLCD/タッチスクリーン,電源管理,USB 2.0のホスト/デバイスモードなど,幅広い周辺機器向けのものが含まれる。Factoryと呼ばれるウィザード形式のビルダーを使うことで,最適化されたプラットフォームをソースコードからビルドできる。また,uClibc及びglibcライブラリを使うことで,GNUベースのツールチェーンも利用可能だ。

 AT91SAM9G45プロセッサはPOSターミナルやインテリジェントユーザーインターフェースなどのアプリケーションに最適化された製品。これにあわせてLinkLinkもQt/Embedded for LinuxやGTK/bluezなど様々なGUI対応となるミドルウエアを利用できる。またこうしたアプリケーションに向けてフットプリントを最適化したRFS(Rich File System)を含む様々なAPIも提供される。

 現在期間限定で,LinuxLinkの無償版を利用可能である。AtmelのSAM9G45-EKボードを対象としたもので,コンフィグ/ビルド/評価が可能となっている。