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 米Freescale Semiconductor, Inc.と伊仏合弁STMicroelectronics社は共同で、車両の機能安全をターゲットとしたデュアルコア・マイコンを投入することを発表した(Freescaleの発表資料STMicroelectronicsの発表資料)。この32ビットのマイコンを使用することで,現在および将来の安全規格向け装置の開発や認証の取得に必要とされる機能の開発を容易に進めることがきるという。

 32ビットのPowerアーキテクチャをベースとしており,STMicroelectronicsでは「SPC56EL」,Freescaleでは「MPC56xL」という型番で投入される。電動パワー・ステアリングやアクティブ・サスペンション、アンチロック・ブレーキ・システム,レーダーなど,多彩な車載用のセーフティ。アプリケーションに向けたものとなる。このマイコンは両社の共同開発の結果生まれたものであり,IEC61508やISO2626といった安全規格の要件を満たすように設計されている。

 二つのCPUコアに,最大1Mバイトのフラッシュメモリと安全機能及びモータ制御に最適化した周辺回路(最大で3相ブラシレスモータを2つまで制御可能)を内蔵する。デュアルコア・アーキテクチャを採用したことにで,周辺回路を二重にする必要性がなくなり,全体のコスト低減に役立つ。