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 ソニーは,近接無線技術「TransferJet」に対応するメモリースティックを開発した。ソニーイーエムシーエスが米国のFCC(連邦通信委員会)に提出した文書から明らかになった(FCCの関連サイト)。既にソニーや東芝などがTransferJetに対応するAV機器やノート・パソコンの動作デモを披露している。対応メモリースティックが明らかになるのは今回が初めて(Tech-On!関連記事1同2同3)。

 FCC IDは,「AK8MSJX8G」。提出された文章には「TransferJet」と明記された箇所は見当たらない。だが,「Test report」(UL Japanが作成)には「IC Recording Media」が搭載する無線の送受信機能として記述があり,中心周波数4.48GHzで帯域幅560MHz,変調方式が「DSSS(直接拡散方式のスペクトラム拡散技術)」と,いずれもTransferJetに準拠する。つまり,TransferJet対応品とみられる。アンテナ利得は0.8dBi,動作温度範囲は-5~+65℃と記載がある。

 また,試験対象(E.U.T)のメモリースティックの型番は「MS-JX8G」。電圧はDC2.7Vから3.6V,電流は0.34Aである。

 申請時期から判断すると,このメモリースティックについて,2010年1月に開催される「2010 CES International」で,何らかの発表がありそうだ。