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 シンガポールCreative Technology社の子会社であるZiiLABS社は,1080pのBlu-rayクラスのH.264動画をポータブル機器でデコード可能にするアプリケーション・プロセサ「ZMS-08」を発表した(発表資料)。同社の「StemCell」コンピューティングアレイと1GHzのARM社の「Cortex」プロセサを組み合わせることで,従来の製品に比べ4倍以上に性能を向上させたという。Webタブレットやネットブック,コネクテッドTV,ビデオ会議システム,ホームメディアハブなどの,次世代のマルチメディア機器に必要とされる様々なメディアフォーマットに対応する。ZMS-08は既に,LinuxベースのAndroidおよびオリジナルのPlaszma OSを搭載した開発環境と共に,顧客へのサンプル出荷が開始されている。

 搭載されているStemCellコンピューティングアレイは,H.264 High Profile方式の1080p,24フレーム/秒のHD動画のデコードや,H.264の720p映像の同時エンコード/デコード,最大1G画素/秒に及ぶOpenGL ES 2.0グラフィックのアクセラレーション,2D表示,イメージ処理などが可能である。これに加え,1GHz動作する低消費電力のCortexプロセサにより,現在のPCでアクセス可能なコンテンツを,モバイルあるいは省電力機器で利用可能となる。

 ZMS-08は,2010年第1四半期に量産に入る予定。13mm角の424ピンFBGAパッケージで提供される。