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 米Microchip Technology Inc.は,MIPSコアを使ったMCU「PIC32」のラインナップに新しく3つの製品「PIC32MX5/6/7」を加えた(発表資料)。これらは最大128KバイトのRAM,10/100BASE-TのEthernet,CAN 2.0Bのコントローラ二つ,USB Host/Device/OTG,六つのUART,五つのI2C、四つのSPIポートを備える。利用するのに必要なソフトウエアスタックは,ソースコードの形でMicrochipから提供される。

 128KバイトのRAMはEthernetやUSB,CANの同時利用に必要なバッファへの要求を十分に満たせる。内蔵されるEthernet/USB/CANモジュールは内蔵するDMAインターフェースを使い,高いスループットを実現できる。Ethernetは業界標準のRMII/MIIインターフェースを採用し,標準的なPHYを利用できる。またMACアドレスをプログラミング可能である。CAN 2.0Bコントローラは,システムメモリを使って最大32バッファに1024メッセージを保存できる。

 PIC32MX5/6/7ファミリーが利用されるアプリケーションとしては,POSターミナルやWebサービス,CAN to Ethernet to USBブリッジなどの通信関係,ファクトリーオートメーションやコントローラ,医療機器,セキュリティ機器などの産業用途,メディアプレイヤーやMP3デコーダ,小型アプライアンス,表示機器などのコンシューマ向け,アフターマーケット機器や盗難防止アラーム、GPS関係などの車載向けが挙げられる。

 PIC32MX5/6/7は既にサンプル出荷と量産が開始されている。10000個あたりの価格はPIC32MX575F256Hが4.73米ドル,PIC32MX795F512Lが6.55米ドルである。パッケージは100pinのTQPF/BGA,及び64pinのTQFP/QFNが用意されている。