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30ビット・カラー,120フレーム/秒の1080p映像を伝送するデモの様子。ディスプレイ上にある小型基板にそれぞれLVDS-iDP (左側),あるいはiDP-LVDS(右側)のブリッジLSIが実装されている。ブリッジLSI同士はiDPで接続するため,LVDSを利用した場合よりも信号線が少ない
30ビット・カラー,120フレーム/秒の1080p映像を伝送するデモの様子。ディスプレイ上にある小型基板にそれぞれLVDS-iDP (左側),あるいはiDP-LVDS(右側)のブリッジLSIが実装されている。ブリッジLSI同士はiDPで接続するため,LVDSを利用した場合よりも信号線が少ない
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小型基板を拡大した場合。
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 伊仏合弁STMicroelectronics社は,同社と韓国LG Display社が共同で開発したディスプレイ向け内部伝送技術「iDP」による動作デモを初めて披露した。

 iDPは,デジタル・インタフェース規格「DisplayPort」の伝送技術をベースにしたもの。現在,開発したSTMicroelectronic社とLG Display社が,DisplayPortの正式仕様の一つとして認定されるように働きかけている。iDPの特徴は,信号線一対当たりのデータ伝送速度が3.24Gビット/秒と速いこと。高速化を図ることで,従来のLVDSに比べて信号線を大幅に削減できる。これにより,スペース削減やコスト低減を図ることが可能になる。

 実演では,STMicroelectronics社が開発,サンプル出荷中のブリッジLSIを利用している。SoCからLVDSを介して出力される信号をiDPに変換する「STiDP888」と,iDP信号を受信し,LVDSに再び変換してタイミング・コントローラ側へと出力する「STiDP880」である( 関連ニュース・リリース)。デモでは各色10ビット,計30ビット・カラーでフレーム周波数が120フレーム/秒の1080p映像を伝送してディスプレイに表示していた。iDPを利用することで,映像伝送に必要な信号線の数をLVDSの48本から8本へと削減できたという。