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 米Logic Launches Systems社は,英ARM社のプロセサ・コア「Cortex-A8」をベースとした米Texas Instruments社のMCU「AM3517」を搭載したモジュール「AM3517 SOM-M2」および開発キットである「Zoom AM3517 XDK」を発表した(発表資料)。LogicはTIと共同でAM3517 SOM-M2とAM3517 XDK、及びTIが既に発表済のモジュール「Zoom AM3517 EVM」を設計・開発・製造している。

 AM3517 SOM-M2は,医療・民生・産業用の特定用途向け機器の製造に適している。1W未満の消費電力でヒートシンクやファンを必要としないCortex-A8に加え,英Imagination Technologies Group plcのグラフィックス処理回路「POWERVR SGX」が搭載される。これによりGUIの提供や,OpenGL ES 2.0を含む多様なAPIへ完全に対応し,10Mポリゴン/秒の描画性能が得られる。AN3517 SOM-M2はまた,Bluetooth 2.1+EDR,802.11b/g WiFI、10/100BASE-T EthernetのMAC/PHY、それと内蔵のCANコントローラによる接続がサポートされる。

 2種類のZoom開発キットは,アプリケーションの要求に合わせて選択できる。Logicが今回発表したZoom AM3517 XDKは,AM3517 SOM-M2を搭載するCommunity BoardにLinux BSP,USB Host,USB OTG,SD/MMC I/F,Ethernet,RS232,及びビデオ出力といった,開発に必要となる主要な周辺回路のドライバを含んでいる。またZoom AM3517 EVMは,Zoom AM3517 XDKにCAN,UART,USB Host,二つの追加のEthernetコネクタ,追加のSD/MMC,オーディオ/ビデオ入出力,それと4.3インチのタッチスクリーング付きLCDディスプレイを含んだボードが追加される。

 どちらのツールを選んだ場合でも,その上で開発したソフトはそのまま最終製品に搭載できる。LogicはまたSOM-M2を使ったデザインエンジニアリングや製造サービスを用意している。

 Zoom AM3517 XDKはLogicのディストリビューターから199米ドルで入手できる。AM3517 SOM-M2は2種類あり,どちらもプロセッサは500MHz駆動,256MB DDR2,512MB NAND Flashを搭載。「SOMXAM3517-10-1780RJCR」はEthernet/WiFi/BluetoothのコネクタとタッチセンサーI/F付き,「SOMXAM3517-10-1780FJCR」はEthernetのコネクタとタッチセンサーI/F付き(WiFi/Bluetoothなし)となっている。