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 米Hewlett-Packard Co.は,2010年度の第1四半期における純収入が,312億米ドルであったことを発表した。この金額は前年同期比で8%増となる(発表資料)。純利益は23億米ドルで,前年同期比25%増である。同社によると,2010年度の収入見通しは1215~1225億米ドルとした。以前の2010年度見通しは1180~1190億米ドルであった。金融アナリストとの電話会議の中で,HP社,Chairman and Chief Executive OfficerのMark Hurd氏は「今,IT市場において,特にアジアや米国市場が向上している」という。

 HP社の事業部の中で,プリンターなどの製品を含むImaging and Printing Groupの売上高は62億米ドルであり,前年同期比4%増である。プリンターの出荷台数は前年同期比で16%増となった。「無線機能に対応したコピー機の出荷数は,2倍以上に増えた」(Hurd氏)。しかし,同社によると,何らかの部品が不足している状態で,レーザー・プリンターの需要に十分対応できなかったという。

 同社のパソコン製品を含むPersonal Systems Groupの売上高は106億米ドルを確保した。これは前年同期比20%増となる。出荷台数は前年同期比で26%を増えた。消費者向け製品の売上高は前年同期比26%増だが,業務用製品の売上高は16%増となった。

 HP社によると,現在のメモリー市場において,供給側が需要側に追いつけない状況になっているという。米iSuppli Corpによると,特にiPhoneやその他のスマートフォン製品の市場人気により,2010年中にNAND型フラッシュ・メモリの品不足が顕著になると見込んでいるという(発表資料)。