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 ナノオプトニクス・エナジー(本社京都市)と中部大学は,世界で初めてとなる200m超電導直流送電実験に成功した。同実験は,ナノオプトニクス・エナジーが推進する「超伝導直流送電事業」の一環として実施したもので,同社と共同研究を行っている中部大学の超伝導・持続可能エネルギーセンターが担当した。

 超電導直流送電は,送電損失が超電導交流送電の約1/10,通常の交流送電の約1/30と小さい。電圧275kVの場合で同損失は約20kW/km。送電損失を低減することで,発電すべきトータルの電力量を減らすことができるため,低炭素社会に向けた重要な技術の1つとして注目されている。加えて,持続可能な自然エネルギである太陽光発電や風力発電は直流。これらの電力を直流のまま送電できれば,変換による損失を減らせるという。