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 米Atmel Corp.は,タッチセンサを使ったボタン/ホイール/スライダの制御に特化した省電力のMCU「ATtiny 10/20/40」ファミリを発表した(発表資料)。Atmelの「picoPower」技術を利用しており,車載機器の制御パネルや液晶TV/モニタ,ノートPC,モバイルハンドセットといった,低コスト性が重要視される幅広い用途に向けた8ビット・マイコンである。

 タッチセンシングの感度やレンジ,ノイズ耐性などで高い性能を誇る。同社の8ビットRICS型マイコン「AVR」とタッチセンサの制御回路を組み込んだことで,高感度のタッチコントローラを低価格で実現できる。また,タッチ・パネル技術「QTouch」のライブラリを利用することができ,これにより様々なインターフェースに対応したアプリケーションを容易に構築できる。

 1K~4Kバイトのフラッシュ・メモリと32~256バイトのメモリで構成される。加えて,SPIとTWIのインタフェースを内蔵し,1.8~5.5Vの電源レンジで動作する。picoPower技術を搭載したこと,ソフトからシステムクロックを変化させて性能と消費電力のバランスを調整できる。またタイマやシリアル・インタフェース,ADCなどを未使用時に止めることも可能であり,この結果1MHz/1.8Vでのアクティブモードでの消費電流は200μA以下であり,パワーダウンモードでは100nAである。

 既に「ATtiny 10」は出荷開始しており,1万個当たりの価格は0.55米ドルからとなっている。「ATtiny 20」は現在サンプル出荷中であり,「ATtiny 40」は2010年第2四半期の出荷を予定している。