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図1◎赤い矢印で示したリング状部品に再結晶ルビーが使われている
図1◎赤い矢印で示したリング状部品に再結晶ルビーが使われている
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図2◎再結晶ルビーの裸石
図2◎再結晶ルビーの裸石
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 京セラは、独自の結晶技術で製造した「再結晶ルビー」が、カシオ計算機の展開する耐衝撃腕時計ブランド「G-SHOCK」の最上級シリーズ「MR-G」特別仕様モデルの部品として採用されたと発表した。

 採用個所は、文字盤外周部にある都市コードリング部分(図1)。再結晶ルビーの原石を直径約3cmのリング状に切り抜き加工したものだ(図2)。ルビー4.85カラット(約0.97g)が使われている。再結晶宝石は、天然石と同じ組成を持つ人工の宝石。1975年に京セラが独自の宝石合成技術/結晶技術によって開発した。鮮やかな色を備えながら、丈夫で加工がしやすく大きさやカットの自由度が高いことが特徴という。現在、エメラルドやルビーなど14石種を販売している。

 今回採用された部品の大きさに加工できる天然宝石は少なく、再結晶宝石の特徴を生かした用途だという。MR-G特別仕様モデルは、2010年夏の発売を予定している。京セラは再結晶宝石を主に宝飾品用途に展開してきたが、2009年秋から各種電子機器向け装飾用素材としても用途開発を本格化させていた。