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 新日本石油と韓国GSカルテックス社が合弁で設立した韓国パワー・カーボン・テクノロジー社(以下、PCT社)は2010年3月12日、韓国慶尚北道亀尾(グミ)市にて、キャパシタ電極用炭素材を生産する本社工場を竣工させた。炭素材は、キャパシタの性能を左右する重要な材料。新日本石油は同社の麻里布製油所(山口県和木町)で、製鉄会社の電気炉電極用の炭素材を製造しており、こうした経験を生かしキャパシタ電極用炭素材の開発を進めていた。

 PCT社の新工場では、麻里布製油所のコークスを原料にしてキャパシタ電極用炭素材を生産する。2010年4月から本格的な商業生産を開始する予定で、今後は早期に300t/年の販売を目指す。需要拡大に応じて順次設備増強を行う計画。

 キャパシタは、瞬間的に多くのエネルギを必要とする建設機械や鉄道などでの補助電源用途に向く。今後は、太陽光発電や風力発電の蓄電池への適用が期待されている。