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 米連邦通信委員会(FCC)は米国時間2010年3月11日、米国内におけるブロードバンド・サービスの品質を調査してFCCに報告できるツール「Consumer Broadband Test」(ベータ版)の無償提供を開始したと発表した。また、ブロードバンド・サービスの利用できない地域を調べる活動「Broadband Dead Zone Report」も開始した。

写真●iPhone用の「Consumer Broadband Test」
iPhone用の「Consumer Broadband Test」

 Consumer Broadband Testを使うと、ブロードバンド・サービスのダウンロード/アップロード速度や遅延時間などを計測し、結果をFCCに報告できる。パソコン向けWebアプリケーションのほか、iPhone/iPod touch用とAndroid用のアプリケーションも用意している(写真)。Broadband Dead Zone Reportは、ブロードバンド・サービスの提供されていない場所の住所をストリート単位で集める。情報はWebサイトや電話、ファクシミリ、郵便で受け付ける。

 FCCは収集したデータを分析して米国におけるブロードバンド・サービスの現状を把握するとともに、情報を公開していく考え。現在FCCは全米規模のブロードバンド計画を策定中で、通信速度100Mビット/秒のブロードバンド・サービスを1億世帯に提供する目標「100 Squared」を掲げている。

 計画の内容は2010年3月第3週に公開する予定(関連記事:FCC、米国ブロードバンド計画の目標は「1億世帯に100Mbpsを」FCC、全米ブロードバンド計画策定の議題を公開米連邦通信委員会、全米規模のブロードバンド計画の策定を開始)。

 FCCの調査によると、米国民の約3分の1にあたる9300万人が自宅でブロードバンド・サービスを利用していないという(関連記事:米国民の約3分の1が家庭ブロードバンド接続を未導入、FCCの調査)。

[FCCの発表資料(PDF形式)]
[FCC公式ブログへの投稿記事]