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 米Texas Instruments,Inc.は,Cortex-M3をベースにしたMCUの「Stellaris」ファミリ向けに,統合開発環境「Code Composer Studio(CCStudio)v4」のサポートと,ブラシレスDCモータ制御のリファレンス・デザイン・キットの提供を開始すると発表した(発表資料)。CCStudio v4に対応した新しいStellaris MCU評価キットも同時に出荷開始となった。

 CCStudio v4はEclipsをベースにしており,TIが提供するMCUを画一的なインターフェースでまとめて取り扱うことができ,アプリケーションの開発全体をカバーする。今回のサポートで,より迅速かつ容易にStellaris上でのアプリケーションを構築できる。構築されたアプリケーションは,すべてのStellaris評価キットで全機能を利用でき,コードサイズやデバグサイズ,利用時間など制限は無い。コード生成のみならずトラブルシュートやコード記述の迅速化に役立つ。コード比較やコードフォールディング,ローカルでのコード履歴確認,ソースラインからのタスク割り当てなども可能だ。

 新しいCANインタフェース付きブラシレスモータ制御のリファレンス・キット「RDK-BDC24」とモジュール「ML-BDC24」も同時に出荷開始された。前バージョンのリファレンス・キットと比較して,速度制御機能が追加され自由度があがった。モータ制御アプリケーションを開発するために必要なすべての要素が含まれ,10分以下でアプリケーションを実行することができるという。モータ制御を必要とするFAなどの産業用モーション制御や移動式ロボット,家庭内アプライアンス,ポンプ/換気システム,電動車椅子などは幅広いジャンル向けに開発された。

 32ビットの「Stellaris LM3S2616 MCU」とモータ制御ソフトの組み合わせにより,どちらのキットも12V/24Vのモータで速度調整が可能で,最大40Aまでの動作電流をサポートする。制御はオープンループの電圧制御とクローズドループの速度制御,位置制御,電流制御が可能である。