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 米Texas Instruments Inc.は,セキュリティ用途向けのIPビデオカメラに適したSoC「DMVA1」を発表した(発表資料)。人数計測や移動範囲測定,インテリジェンスな動き検出,カメラ映像の改竄検出,メタデータのストリーミングといった基本的な分析を,内蔵する映像コプロセッサで可能にする。また,カメラの制御と映像コプロセッサを使っての分析がワンチップで行えるため,IPセキュリティカメラの価格そのものを大幅に安くできる。

 TIは,将来的にこうした映像分析機能が標準的なものとなり,セキュリティ製品開発者はこうした機能を搭載した製品を選ぶ,というIPビデオカメラ向けのロードマップを持っており,DMVA1はこのロードマップに従ったものである。開発者はIPカメラ用リファレンスデザインを利用することでDMVA1の機能を評価し,迅速に製品が開発できるようになる。

 DMVA1は,300MHz駆動の「ARM926EJ-Sコア」を搭載する。必要に応じて,TIの「MS320DM643x DaVinci」ビデオプラットフォームの上で動作する解析技術を搭載できる。H.264のHigh/Main/Baseプロファイルをサポート。また,映像コプロセッサはH.264/MPEG-4/MJPEGといった複数のCodecをサポートしている。

 サンプル出荷は2010年第2四半期を予定している。