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 新日本製鉄は、君津製鉄所と名古屋製鉄所における大型設備投資を決定した。君津製鉄所第2高炉の改修に約400億円、名古屋製鉄所の第5コークス炉新設に約600億円、合計で約1000億円を投資する。

 君津製鉄所の第2高炉は稼働から15年が経過しており、改修時期を迎えている。これを拡大改修することで、高炉の容積を現状の3273m3から約4500m3まで増やせ、粗鋼生産能力を高められる。2012年の第1四半期の稼働を計画している。

 名古屋製鉄所の第5コークス炉の新設も、最老朽炉である名古屋第3コークス炉を更新するもの。新コークス炉の立ち上げと並行して第3コークス炉は休止する。新コークス炉には、同社大分製鉄所第5コークス炉で世界で初めて導入した次世代コークス製造技術「SCOPE21」を導入する。同技術は、原料炭を事前に急速加熱することでコークスの品質向上と製造時間の短縮などを可能にし、大幅な生産性向上と省エネルギ・CO2排出量削減と、低品位原料炭の利用拡大を実現できる。稼働は2013年の予定である。