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 米Freescale Semiconductor, Inc.は,高解像度ディスプレイやHMI(ヒューマン・マシン・インタフェース)などのアプリケーション向けに,PowerPCコアを搭載したMCU「MPC5125」を発表した(発表資料)。MPC5125は多彩なインタフェースに加え,解像度720p/WXGA出力が可能なコントローラを搭載した製品である。

 MPC5125は,1W未満の消費電力で800MIPSの演算性能を実現している。消費電力に制限がるような分野のアプリケーション,具体的には車載テレマティックスやデジタルサイネージ,医療関連モニター機器,ロボット制御,ハイエンドの照明コントローラなどの産業/車載/HMI向けアプリケーションに適している。インタフェースとして10/100BASE-T Ethernet MACを二つ,USB 2.0 OTGコントローラを二つ,CAN 2.0 A/Bモジュールを四つ内蔵する。

 開発を容易かつ迅速に行うため,同時にProcessor Expert Wizardを搭載した「CodeWarrior Developer Studio 9.2 IDE」を提供する。また同社が販売中の「MQX RTOS」を使う事で,スケーラビリティを保ちつつソフトの開発やハードの管理を容易にできる。

 MPC5125は既に量産出荷を開始しており,1万個当たりの価格は10.95米ドルから。評価ボードも用意されており,Tower System向けの「TWR-MPC5125 MPUモジュール」は119米ドル,Tower Systemそのものを含む「TWR-MPC5125-KIT」は169米ドル。またMPC5125の全機能を利用できる開発ボード「ADS5125」は999米ドル。