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 米SiBEAM, Inc.は,ミリ波を用いる無線通信規格「WiGig」と「WirelessHD」に対応したRFトランシーバIC「SB8110」を開発,サンプル出荷を開始した。同社はWirelessHD対応のチップセットを手掛けているが,WiGigにも対応した製品を開発したのは今回が初めて。SB8110とともに,対応開発キット「SK8100」も,2010年6月に発売する予定である。

 WirelessHD は,60GHz帯を用いてHDTV映像を非圧縮で伝送する,いわば「無線版HDMI」である。既にパナソニックなどから対応製品が登場している。一方WiGigは,主に「次世代無線LAN」としてのアプリケーションに向けている。SiBEAM社としても,こうした使い分けを想定しているようだ。

 なお,SB8110は複数の搬送波を利用するOFDMと,単一の搬送波を利用する変調方式に対応する。