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 住友金属工業は、国内の顧客に対し、継ぎ目のないシームレス・ステンレス鋼管の値上げ交渉を開始した。主原料の1つであるニッケルの価格が上昇しているため。ニッケル価格の推移次第では、今後一層の値上げを検討するという。

 今回の値上げ交渉は、シームレス・ステンレス鋼管を購入しているすべての顧客(店売り、ひも付きの両方)が対象となる。改定の時期は2010年5月契約分で、10%の値上げとなる。

 ニッケル価格は2010年初めから上昇を続けており、2009年後半は8米ドル/lb(1lb=0.4536kg)だったが、2010年2~4月の平均は10米ドル/lb以上になった。コストアップ分の価格転嫁が「速やかに必要」(同社)な状況だという。今後もニッケル価格が上昇するようであれば、さらに値上げすることも検討する。