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図1●日立アプライアンスが発売するIH炊飯器の最上位機種
図1●日立アプライアンスが発売するIH炊飯器の最上位機種
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図2●「給水レスオートスチーマー」の新形状
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 日立アプライアンスは2010年6月10日、圧力とスチームの両方を使ってご飯を早く炊く同社最上位のIH炊飯器「蒸気カット 極上炊き 圧力&スチーム」RZ-KVタイプを発売する(図1)。炊飯中の蒸気を炊飯器の外部にほとんど出さないのが特徴。新製品では、炊飯中に発生する蒸気をためてスチームとしてリサイクルする「蒸気リサイクル機構」の効率を高め、保温中に使えるスチーム量を約1.4倍に増やした。

 同製品は、最高1.3気圧の圧力で内釜内を最高107℃にし、高温スチームを送り込み炊飯することで0.54L(3合)を約39分で炊き上げる。

 スチームの増量に貢献したのは、炊飯器のふた部分に内蔵された「給水レスオートスチーマー」の形状変更だ(図2)。炊飯中に発生した蒸気は、このスチーマー内部に水としてためられ、蒸らしや保温時に再利用される。今回はこれに加え、ふたに付着した水滴も集められるように、新たに取り込み口を設けた。ふたを開けたとき、ふた表面の水滴がこの取り込み口に流れ込む仕組み。これにより、蒸らし・保温時に使用できるスチーム量を約1.4倍に増やせたという。ご飯を40時間、保温した後の含水率は64.6%で、炊飯直後の水分量の約97%を維持できる。

 また、炊飯中の蒸気をほとんど外部に出さない「蒸気カット」機能を使用できる炊飯メニューを拡大した。従来品では、「快速炊飯」「玄米」などのメニューでは外部に蒸気を排出していた。しかし、新製品では、蒸気の発生の多い工程において余分な加熱を抑え、蒸気の発生を少なくした。

 同社は同日、内釜に「黒厚鉄釜」を採用したRZ-KXタイプを、同年7月10日には同じく黒厚熱釜を採用し、多少の蒸気を排出するRZ-KGタイプを発売する。