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【図1】上海万博・大阪館に出展されている「植物工場・技術展示モデル」。
【図1】上海万博・大阪館に出展されている「植物工場・技術展示モデル」。
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 上海国際博覧会(上海万博)の大阪館に大阪府立大学が出展している「植物工場」の技術展示モデルについて、椿本チエインが設計・製作を担当したと発表した。同大学の依頼を受け、同社の開発技術センターが駆動部などに自社技術を適用しながら設計。空調設備などについてはエスペックミック(愛知県・大口町)と協業した。

 この展示モデルは、苗の植え替え作業を自動化したことが大きな特徴。光源としてはLED(発光ダイオード)ランプや蛍光灯を使った多段棚式(栽培棚は6段)で、苗の植え替えを実行できるロボットハンドと栽培棚を上下に移動させる機構を組み込んである。これらの機構によって、植物の成長段階に応じて最適な棚に搬送する。

 これら棚の昇降装置やロボットに、椿本チエインの技術・商品を適用した。具体的には、駆動部には「RSローラチェーン」「特殊歯形スプロケット」「ハイポイドモートル」「ケーブルベヤ超低発塵仕様」などを組み込んでいる。棚の昇降速度は50mm/秒。ロボットハンドの先端は4軸(X、Y、Z、R)で制御しており、栽培ポッドを電磁チャックによって保持する方式だ。

 展示モデルの外形寸法は1280×1280×3200mm、質量は500kg。栽培ポッドを置くトレーの大きさは400×400×50mmで、各棚に2つの計12個を格納できる。光源は、1段目が波長660nmの赤色と同470nmの青色を4:1で混ぜたLED面光源、2段目と4段目が色温度6000~8000Kの昼光食の白色LEDランプ(3つ)、3段目は波長660nmの赤色LEDランプ2つと波長450nmの青色LEDランプ1つ、5段目と6段目が色温度6500Kの昼光色のHf蛍光灯4つである。

【図2】昇降装置の駆動部。椿本チエインの技術・商品を組み込んでいる。
【図2】昇降装置の駆動部。椿本チエインの技術・商品を組み込んでいる。
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【図3】ロボットハンドで栽培ポッドを保持している様子。
【図3】ロボットハンドで栽培ポッドを保持している様子。
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【図4】「植物工場・技術展示モデル」を展示している現地の様子。
【図4】「植物工場・技術展示モデル」を展示している現地の様子。
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