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図1 「環境に優しい電機メーカー・ランキング」の責任者である,GreenpeaceのIza Kruszewska氏
図1 「環境に優しい電機メーカー・ランキング」の責任者である,GreenpeaceのIza Kruszewska氏
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 グリーンピース・ジャパンは2010年5月26日,エレクトロニクス・メーカーの環境への取り組みを評価する「環境に優しい電機メーカー・ランキング」の最新版を発表した(ニュース・リリース)。フィンランドNokia社と日スウェーデン合弁のSony Ericsson Mobile Communications社を前回の調査(2009年12月時点)に引き続きそれぞれ1位と2位に評価した一方で,韓国Samsung Electronics社については前回の7位から13位へ,東芝については3位から14位へ順位を大きく引き下げた。

 Samsung Electronics社と東芝の評価を引き下げた理由としてグリーンピース・ジャパンは,「PVC(塩化ビニル)とBFR(臭素化難燃剤)を排除する公約期限を撤回したこと」を挙げる。この撤回によってペナルティを与えたため,評価が下がったとする。グリーンピース・ジャパンはこのほか,米Dell社にもPVCとBFRの排除に関する公約期限撤回によるペナルティを科した。

 環境に優しい電機メーカー・ランキングは,パソコンや携帯電話機,テレビ,ゲーム機を製造販売する大手メーカー18社を対象に,各社における有害化学物質の排除,古くなった製品を回収・再利用する取り組み,気候変動に与える影響の削減といった3領域で評価したもの。評価に当たっては,公開されている情報,およびグリーンピースと企業との面談や問い合わせを基にしている。ランキングを見ると,日本企業ではパナソニックが前回の10位から6位へ,シャープが13位から9位に順位を上げている。パナソニックとシャープはいずれも,新しく発表したテレビのすべてが「Energy Star」の基準に適合すると報告しており,これが高い評価を得たという。

図2 ランキングの1〜9位(グリーンピース・ジャパンの資料)
図2 ランキングの1〜9位(グリーンピース・ジャパンの資料)
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図3 ランキングの10〜18位(グリーンピース・ジャパンの資料)
図3 ランキングの10〜18位(グリーンピース・ジャパンの資料)
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