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 米Freescale Semiconductor,Inc.は,電力や流量メータに向けた3種類のMCUソリューションを発表した(発表資料)。これらのMCUを使うことで,改ざん検知メカニズムを持ち,リアルタイムモニタリングが可能な,より安全性を高めたスマートメータを構築することが可能となるという。

 スマートメータに不可欠な機能をワンチップに盛り込んでだ。RTC(リアルタイム・クロック)を統合したことで,時間による変化度合いの測定や,最大流量となる時間や平均流量の計測,不正検出をトリガーとした通報などの機能を実現できる。また主電源に異常があった場合に独自のバッテリ動作も可能であり,これは電源Offなどによるタンパリング防止に役立つ。フラッシュ・メモリは2バンク用意され,これにより例えばファームウェアのアップデート中の場合でも,測定やデータ蓄積の中断を避けることが可能で,システムダウンせずに利用可能となる。

 今回発表されたのは(1)多相電源メータ向けの「MCF51EM256」搭載ソリューション,(2)単相電源メータ及び消費電力モニタ向け「MC9S08LH64」搭載ソリューション,(3)単相電源及びガス量/水量メータ向け「MC9S08GW64」搭載ソリューション――の3製品。さらにFreescaleは今年後半に,スマートグリッドに対応したスマートメータ向けソリューションのシリーズを発表予定である。MCF51EM256は既に量産に入っており,1万個あたりの価格は3.97米ドル。MC9S08LH64も量産に入っており,1万個あたりの価格は2.79米ドル。MC9S08GW64に関しては,2000年後半に量産に入る予定である。